ワーゲン エンジンTSI スーパーチャージャークラッチ
POSTED ON・2019/12/14 / CATEGORY・整備
こんにちは、
整備の関根です。
今回は、修理のお話をさせて頂きます。
ワーゲンのTSIエンジン
これは、燃費の良い排気量の小さいエンジンを載せ、
パワー不足をターボ&スーパーチャージャーで補う、
イマドキのエンジン!
今回は、エンジンチェックランプが、点灯した為の入庫。
診断機でのエラーコードは、スーパーチャージャークラッチの故障でした。
現車のクラッチを確認すると、水漏れも確認できました。
矢印の所に、クラッチがあります。
このクラッチなぜ、水が出てくるのか?
それは、クラッチと冷却水を回しているウォーターポンプとが、
一体になっているから~
これが、クラッチ&ポンプです。
エンジンが、動いている時は、ポンプのみが動いて、スーパーチャージャー側は、
空転しています、そして、スーパーチャージャーが作動する時に、クラッチに電気か流れ
電磁クラッチがロックして、スーパーチャージャーが作動します。
故障の原因は、ガタツキから水がクラッチ側に回ってしまい電磁クラッチがショートし
チェックランプを点灯させたと思われます。
作業途中の写真ですが、ここまで来るのにも
いろいろと大変でして、中でも、S/Cカバーを取るのは・・・
外したパーツは軸にも、ガタツキが確認できました。
新しいパーツに交換して元に戻して完了!
文字にすると、一行ですが、
この中に沢山の作業が凝縮されてます。
作業中、いっぱい工具も使ったなぁ~
おしまい。